#7 英語スピーキング向上を向上させたいなら、この本をやりこむべし!
みなさん、こんばんは。
先日何気なくツイートしたものが、プチバズりました。
個人的スピーキングおすすめ本第1位。
— Masa (@eigo_masa) 2019年8月15日
「DUO elements」
内容は、句動詞990を絵で学んでいく。
そして巻末にネイティブが作成した990本の例文がある。これが素晴らしすぎる。日常で使える英文ばっかり。
本当にオススメ。
僕は今、990本覚えるつもりで音読中です‼︎ pic.twitter.com/vA2J6jLEju
きっと、英語学習者の中でも「スピーキング力を伸ばしたい!」と考えている方が多くいるのではないかと思います。
そこで今日は、僕が個人的にスピーキング強化に超オススメの本である「DUO elements」を紹介していきます!
DUO elements とは?
英語学習者の方の中には、「DUO3.0」という単語帳はお馴染みなのではないでしょうか?
- 作者: 鈴木陽一
- 出版社/メーカー: アイシーピー
- 発売日: 2000/03/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 197人 クリック: 3,012回
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DUO 3.0:日本の「いろは歌」をヒントに、現代英語の重要単語1600語と重要熟語1000語を重複なしで560本の英文に凝縮させました。昔は560本の例文からは560語の重要語しか覚えられなかったものが、
DUOならわずか560英文で標準レベルの単語集1冊分の単語+熟語集1冊分の熟語が完全にマスターできます。
この単語帳は主に大学受験生〜社会人英語学習者の方がよく使っている印象があります。
DUO elementsはそのDUO3.0の後に出版された本になっています。DUO elementsは単語にDUO3.0とは違い、phrasal verb に焦点を当てています。
*phrasal verb:句動詞:動詞と前置詞を組み合わせからなる表現
例えば、
・turn it on (電気器具などをつける)
・bump into him (彼にバッタリ会う)
・read it over (なんどもそれを読む)
というものです。
このような phrasal verb が990個掲載されています。
DUO elements の特徴は、phrasal verb を絵で学んでいくことです。
これにより、「英語⇄日本語」という回路ではなく、スピーキングで非常に大切になる「イメージ⇄英語」という回路が出来上がります。
そのため、会話時の瞬発力が上がり、スムーズにコミュニケーションをとることができるようになります。
なぜ phrasal verb が大切なのか?
僕は普段、海外ドラマやYouTubeなどを通して英語学習に取り組んでいますが、
英語ネイティブは phrasal verb を多用しています。
実際に僕の家にカナダ人の留学生がホームステイした時も、phrasal verb がたくさん出てきていました。
またDUO elements の兄貴分、DUO3.0の前書きにはこのようなことが書かれています。
円滑なコミュニケーションができる英語を身に付けるには、基本単語をマスターするだけでは不十分です。とりわけ、会話でのコミュニケーションでは、難しい単語一語よりも基本動詞+前置詞/副詞系の句動詞の方が好んで使われます。
「簡単な単語しか使っていないのにネイティヴの会話がさっぱりわからない」という日本人にありがちな問題の根底には、この句動詞の知識が欠けていることがあると思います。
これを逆手に取ると、句動詞(phrasal verb)を学ぶことで会話でのコミュニケーションが向上していくということになります。
だからこそ、スピーキング力を伸ばしたいのであれば、phrasal verbを勉強しようということなのです!
本の構成
本の構成としては、2つのパートに別れています。
前半に絵でphrasal verbを学んでいきます。
そして後半(巻末)では、学んだ phrasal verb がセンテンスの中でどのように使われていくかを学んでいきます。
この例文は Nina M.Cataldo という方が作った、100%ネイティブ例文集となっています。
個人的には、これがかなりオススメです。
本当に日常生活で使えるような例文が集められています。
例文も、短いものが多いので、音読・暗唱する際にも取り組みやすいのではないでしょうか。
僕なりの DUO elements の使い方
僕のルーティーンは1日100個進めるというものです。
最初は絵からイメージして表現を学んでいきます。
この時、なるべく絵と英語だけを見るようにします。
日本語はあくまで補助。ちょっとこの表現わからないな…という時は見ています。
絵を見る→表現を3回音読→次の表現へ
という感じで繰り返していきます。
100個一通り終わったら、巻末の例文集にページを移します。
例文集は、主に「瞬間英作文」の形で取り組んでいきます。
例えば、001番の例文は、
「どこに行くの?」「駅に行くところ」
という日本語訳が与えられています。
この訳から、自分で英語をクリエイトしていきます。
この場合の英訳は、
「Where are you going?」「I'm going to the station.」
という感じになります。
僕は、
日本語を見て英語をクリエイト(瞬間英作文)→ 英文を見る →正しい例文を3回音読 → 最後に1回空で音読
という流れでトレーニングしています。
合計で5回ほど音読することができるので、あっという間に例文を暗唱することができます。
このトレーニングを10日間繰り返すとこの本を1周することが出来ます。
あとは990個の表現を自分のものにできるまで地道に繰り返すだけです。
(僕は今2周目に突入してます!)
まとめ
書店にはたくさんの単語帳であふれていますが、phrasal verb に特化した単語帳というものはなかなかないのではないでしょうか。
スピーキングによく使われる phrasal verb を覚えて、こなれた表現を英会話で使ってみませんか?
それでは!
*この DUO elements にはCDが付属していません。もし、音声を使って取り組みたいのであれば、DUO elements mini という姉妹版がありますので、そちらを購入するのがいいと思います。本の内容は、ほぼ同じとなっています。